裏社会を生きる男たちの、億単位の金が動く命をかけた心理戦「銀と金」
2015/06/26

こんにちは、漫喫住人まさです。
人気の漫画は、何年経っても人気ですよね。
代表作はやっぱり「ドラゴンボール」でしょうか。
連載終了が1995年の「ドラゴンボール」は、20年後の現在でも新作映画が公開されているんですよ(笑)
こんな漫画は他に無いでしょう・・・すごいですよね!
さて、今回紹介する「銀と金」は、ドラゴンボールほどではないのですが、大人気の漫画です。
20年前に連載終了しながらも、昨年新装版が発売されるなど、今なお話題の漫画の1つです。
スポンサーリンク
目次
『銀と金』(福本伸行)とは
「銀と金」を簡単に説明しますね。
概要
裏社会を生きる男たちの物語。
株の仕手戦、政治家との駆け引き、連続殺人犯の監視、億単位のギャンブルバトルなど。
日常では考えられないようなことが、我々の知らないところで、まるで本当にあるかのように、リアルに描かれている。
あらすじ
ギャンブル中毒の森田鉄雄は、その日も競馬場で負けていた。
空中に舞う外れ馬券がお金に見えるほど中毒化していた彼は、平井という男と出会う。
実は平井は「銀王」(通称:銀さん)と呼ばれる裏社会のフィクサーであり、1日に数億の金を動かす男だった。
森田は平井に惚れ込み、裏社会を舞台に生きることを決意する。
株の仕手戦や、政治家との裏取引などの駆け引き、連続殺人犯との死闘を通じ、森田の才能は次第に開花していくことに。
いつしか森田は、
「銀さんを超える、『金』と呼ばれる人間になりたい」
と、夢を持つようになるが・・・
作者:福本伸行
代表作は『銀と金』の他に、『アカギ』、『賭博黙示録カイジ』、『最強伝説黒沢』などがある。
ギャンブルをテーマとした漫画が得意の人気漫画家さんです。
「銀と金」をオススメする理由 BEST5!!
私が「銀と金」をオススメする理由5つを紹介します!
高度な心理バトルが多い!
裏社会のフィクサー「銀王」の圧倒的な人身掌握術は、読んでいて引き込まれます。
数手先まで想定のうえでの発言、行動は、現代社会のコミュニケーションにも応用できるかもしれませんね。
リアリティがある!
政治家の裏側や、大企業の裏側など、本当にありそうな内容で怖い。
政治家の汚職などをニュースで見ることも多いので、作品のリアルさに拍車がかかっています。
主人公、森田の成長!
銀さんに憧れ、どうすれば相手を手のひらで転がすことができるか、利用できるかを、森田なりによく考え、実践していきます。
最初はただのギャンブル中毒だった森田が、どんどん相手の心の隙を突く男となっていく姿は、とても魅力的に見えます。
ギャンブル色が少ない!
ギャンブル色が多い福本作品の中で、かなりギャンブル色が少ない作品なので、ギャンブルをあまりしない人も楽しめます!
※ 私はギャンブルをしないからゆえにオススメポイントなのですが(笑)
名言が多い!
名言の一部を抜粋しますね。
これだけ見ただけでも、漫画の内容がどんなものなのか想像できますよね!
・欲望が飽和点に達したとき、人の注意力は脆くも飛散する
・とどのつまり人はみな悪
・あらゆる欲の中でもっとも強烈なのが この「守り」「失いたくない」という欲
・ 金は手元に置け、抱いて眠れ
・ 絶対的優位って点が、すでにもうひとつのスキなのさ。
まとめ
高度な心理バトル、大人のかけひきを、是非とも体験してみてくださいね。