20年の時を経て映画化、アニメ化された「寄生獣」
2015/05/31

こんにちは、漫喫住人まさです。
今日は本屋に行ってきました。
目的は・・・お察しの通り、漫画だったのですが(笑)
私が行く本屋だけかもしれませんが、最近の本屋は、試し読みできる漫画が多いですよね!
試し読みできる漫画は面白い漫画が多いので、見つけたときは必ず読むことにしています。
今日読んだ漫画もとても面白かったので、そのうち紹介したいと思います。
さて、今日は20年の時を経て映画化、アニメ化されて、最近何かと話題のあの漫画をご紹介します。
『寄生獣』岩明均
空から大量の生物が飛来するところから物語は始まる。
その生物は鼻や耳など、体の穴の部分から人体に進入し、脳を奪い、人間に寄生するという性質を持っていた寄生生物だった。
寄生された人間は、他の人間を捕食する生物となり、全国各地で発生していた「ミンチ殺人事件」を引き起こしていた。
そんな中、主人公の新一にも、寄生される危機が迫り、1匹の生物に襲撃されるも、間一髪で脳の乗っ取りだけは免れたが、右手に寄生されてしまった。
右手に寄生した生物は自我を持ち、新一と行動を共にすることとなる。
物語は、「人間」と「寄生生物たち」、「人間と寄生生物の両面を持った新一」という三者に渡って構成されているが、新一の心の葛藤、新一と寄生生物との友情が多く描かれていて、ホラーなどとは一線を画す内容。
寄生生物たちはなぜ地球に来たのか、人間は寄生生物から自分たちを守ることができるのか、寄生生物に体の一部を奪われている新一はどうなるのか・・・
中学、高校時に購入し、今までに何度も読み直した名作です。
寄生生物と聞くと、内容がグロくて、よくあるパニック漫画と変わらないのでは?と思うかもしれませんが、そんなんじゃありません。
読んだ後にとても心打たれる内容で、考えさせられます。
読み直すたびに、何かを思い、その何かは毎回内容が少しずつ違うんです。
それだけいろいろ考えさせられる内容だと思いますし、涙するところもあるし、本当に良い作品です。
「グロいのはダメ」というだけで読まないのはもったいない!