田村由美作品が好きになる、オススメ漫画2選
2015/05/12

男性でも絶対好きになる、田村由美先生をご紹介します。
田村先生は、少女漫画を書かれる先生です。
男性からすると少女漫画は、「甘ったるい」「ありえない」「読む気にならない」など聞くことが多いです。
女性にも、「少女漫画より少年漫画のほうが好き」だと言うかたも、私は何人も出会ったことがあります。
ただ、今回紹介する田村先生の2作は、男女問わず必ず読んでもらいたい少女漫画の代表なんです!
少年漫画だけでなく、少女漫画も好きで読む私ですので、面白ければ好きになるのは当然なのですが、「こんな少女漫画は読んだことない!面白すぎる!」と思える漫画なんです。
2作とも女性の友人にすすめたら、友人も大絶賛!
実はこの友人、前述のように、少女漫画より少年漫画のほうが好きな女性で、むしろ少女漫画嫌いなので、「自分の評価は間違ってないな」と思えます。
BASARA
圧政から民衆を救う運命の子として白虎の村に生まれた主人公タタラ。
彼女が本物のタタラであることを隠すため、兄がタタラと偽って生活をしていたが、ある日、「赤の王」率いる軍勢に村は襲われ「運命の子」である兄を含む、多くの友人、村人たちが殺される。
タタラは、殺されたものの仇を討つため、圧政の無い世の中を作るため、打倒赤の王をかかげ、「運命の子」として立ち上がった。
そんな戦い続きの中、朱理と出会い、互いに惹かれ合い次第に愛し合うことになるが、朱理は実は家族や友人の仇である「赤の王」だった。
タタラと朱理の愛は実るのか、タタラの目的は果たされたのか・・・
何度読んでも泣ける作品。
タタラと朱理のすれ違い、お互いの立場に気付きそうで気付かないところは、こちらも見ていて「ああっ・・・なんでそっちに・・・」ってなります(笑)
少女漫画といえば「恋愛」作品が多いが、少年漫画に多く見られる冒険物語をベースに書かれているため、男性でもすんなり読めると思います。
もちろん「恋愛」部分も含まれているため、そっち系が好きな女性も当然楽しんで読めると思います。
7SEEDS
国を代表する学者たちが、「近いうちに人類が滅ぶ災害が起きる」と予測した。
将来人類が滅亡した後に、改めて人類繁栄をさせるため、世界中の人間を厳選し、冷凍保存にて災害後の未来に残そうというプロジェクトが発足された。
それが漫画のタイトルにもなっている「7SEEDS」プロジェクトである。
恐竜が滅亡した後のような世界で解凍された人間たちは、プロジェクトを知らされていないため、自分たちがなぜこんな場所に自分がいるのか分からない。
そんな立場に立たされた自分の運命を悲観するもの、それでも生きていこうとするもの、人によって様々だ。
自分以外に選ばれた人間は何人なのか・・・プロジェクトの目的を果たすことはできるのか・・・・
これも「BASARA」同様、何度読んでも泣けます。
映像化するのも面白いんじゃないかと思えますが、海外ドラマのように「Season○○」のような長編じゃないと期待はずれになりそうです(笑)
※ 日本映画を馬鹿にしてるわけではなく、日本には出せない予算的な問題で・・・
ネタバレですが、「7SEEDS」プロジェクトに選ばれた人間は、日本では7人ずつ5チームです。
チーム毎、人間毎に特色があり、芸術に秀でたもの、滅亡後の世界を生き抜くためのサバイバル技術や知識を学んだものなど、様々です。
そんな全く違う人間たちが、どのように協力して将来に向かっていくか。
まだ完結していない作品ですので、先が楽しみで仕方ありません。
まとめ
百聞は一見にしかず。
とにかく「BASARA」、「7SEEDS」どちらでもいいので、読んでみてほしいです。